真珠腫#8
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目が覚めた..........
おいっ 今何時や~って 側にいた妹に聞く



コンコンとノックする音  ○○○○さんでは 行きましょうか
はい と ベットから立ち上がり 歩いて10歩ほど 目の前の手術室まで歩く
手術室の入り口横にある 詰所のガラス窓越しに あの名医先生がおられた 
妹に ほら雰囲気・小田和正に似ているやろう などと言いながら 軽く会釈し 手術室に入った。

おはようございます。と挨拶もそこそこに、手術台に横になった、
この病院の院長先生と 麻酔科の先生 あと2名ほど居られたかな
テキパキと歯切れよく 声をかけられた この時の空気感は 緊張
張りつめた空気の中 胸や手に どんどん チューブや 測定機器のラインがつながれていく
まだ名医先生は入ってこられてないない。
この病院を紹介され 初めてお会いした名医先生とは あの日以来一度も会っていなかった。

後から妹に聞いた話では、
“おんちゃん(お兄ちゃんと妹は呼ぶ)手術室に入ってから 先生サンドウイッチ食べたはったえ~”

麻酔の先生が$#”!#$%を 入れていきますねぇ って言われ...............


目が覚めて 少しふらふらするけれど 痛みは全く無かった。
8時30分に入院して 9時頃には 手術が始まったんだろう。
妹に時間を聞いたときは 確か14時頃だったように記憶する。
手術時間としては2~3時間 異物除去と鼓室形成術 
たぶん この鼓室形成術が あの名医先生の担当だったんだろう かな

何度か目を覚ましたり うとうとしたり 喉がすごく渇くんだが
口の中らは血糊が 痰にからんで出てくる。
しばらくして立ち上がり うがい 術後初めて自分の顔を見た
右耳には大きなガーゼが幾重にも重なり 大きな耳あてで覆ってあった。
えっ これで明日会社に行かなあかんのかぁ でもやつれた顔しとる コイツ。

お茶を飲んでひと息ついて ベットに座り込んだ
グ~~ググッ~~~GU~~~~~~ 腹減った

三つ下の妹 と 母親 よう気が利きます。
脇にあった木のデスクには、おにぎりが3個 パンが5~6個
お水2本 お茶2本 缶コーヒー2本が 用意してありました。

お~きに これ食べてええんかいなぁ。
術前は絶食・前の日はお昼から何も食べていなかった (事になっている)
目が覚めたらとにかくお腹がすいて空いて 凄い食欲でした。

でも、右耳の後ろをざっくり切り開き 中を触っていて さっき閉じたところ。
おにぎりも パンも食べたいけれど 硬すぎて 右奥歯ででは噛む事が出来ず
少しずつ 反対の左奥歯で ゆっくりと噛んで いただきました。
食べては 寝て 起きては食べて を夕方まで繰り返し 就寝時間の9時ころには
あれっ パン1個しかない(@_@;)
もちろん夕飯付きの入院で 身体はいたってふつ~なので、近くの仕出し屋さんから
幕の内のような 御膳夕飯がついておりました(^^♪ 満足

夜 誰かが病室に入ってきたような気配 ふと目をあけると 
あの名医先生が 顔を覗き込んでおられた。
どうや!って 仰ったような。 言葉は覚えておらず。
笑顔の先生に ありがとうございました。
もうその時には 後ろ姿を見送っていた。 先生は右手を上げ 病室を出て行かれた。

この存在感・優しさ・偉大な方なんだろうな。 
うすら目でみた、あの先生の笑顔から・そう感じました。
別世界の神様の様にさえ思え・ひとつぶ涙がこぼれた。。。。。。。

~~~~~ 続く ~~~~~

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by uyamuyadou | 2012-12-09 22:36 | 真珠腫性中耳炎 | Comments(0)
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